背を伸ばす方法
〜遺伝だとあきらめないで〜


親が身長が低いから、自分も低いのは、しょうがないとあきらめてませんか? 両親の身長が160pに満たないのに、身長が180cm以上ある人もいるので、遺伝だけでなく、他の要因にも背の高さは左右されるようです。


■身長を伸ばすために
両親の身長が高いと子どもの身長も高く、両親の身長が低いと子どもも低い可能性は、大きくなります。これは遺伝子によって身長も含めた体型がある程度決まっているためです。 一般的に身長に対する遺伝子の影響は20〜25%といわれています。 残りは、遺伝子以外の後天的な影響で決まります。 遺伝子以外の身長の決定要因は、たくさんあります。その中でも、「栄養」「運動」「睡眠」は、身長を伸ばす三大要素と呼ばれています。


◆身長のための栄養

・たんぱく質、カルシウム
身長を伸ばすにはバランスのとれた栄養が必要ですが、中でも、たんぱく質やカルシウを豊富に摂れば良いそうです。 身長を伸ばすということは、骨を伸ばすことになります。たんぱく質とカルシウムは、筋肉や骨の原料となって骨を大きくします。

・マグネシウム
ミネラルの中で、カルシウムに次いで身長にとって大事な成分は、マグネシウムです。 マグネシウムは、カルシウムが骨の中に入るのを助けてくれます。そのためカルシウムを効果的に吸収するには、マグネシウムが必須になります。 マグネシウムは、豆類や藻類、らっかせいなどの種実類や、小麦胚芽、インスタントコーヒーなどに多く含まれます。

・亜鉛
亜鉛は、成長ホルモンの分泌を活発にし、骨の形成を促す作用があります。 身長の高い人には、亜鉛が多く含まれるというデータもあり、身長に大きく関わる栄養素の一つになっています。 亜鉛は、カキや牛豚のモモ肉、納豆、鶏レバーなどに豊富に含まれています。


◆身長のための運動

身長の伸びは成長ホルモンによるところが大きいのですが、適度な運動は身長を伸ばす成長ホルモンの分泌を活発にします。 運動をすることで、脳下垂体が刺激され、運動後に成長ホルモンが分泌されます。

ただし、子どもに、気が進まないスポーツを無理やりさせるのは逆効果です。 身長の伸びには、精神的な安心感、満足感も必要です。 極端な話、特別なスポーツでなくても、鬼ごっこやドッジボール、ゴムとびなどの遊びの中でも十分な運動となることは色々あります。 外で元気に遊ぶことが何よりです。

身長に良い運動
身長を伸ばすには、ひざなどの骨端軟骨・骨端線の部分に刺激をあたえる、縦方向への運動がよいといわれています。 具体的には、ジャンプする運動であるバスケットボールや、バレーボールなどが適しています。縄跳びやジョギングなども、ひざや足首にほどよい刺激をあたえるので、身長を伸ばすのに向いています。

身長に良くない運動
激しい運動や圧力がかかる運動は、身長を伸ばすのによくないと言われています。 例えば、重量挙げなどは、関節部分に負荷がかかりすぎるので、身長を伸ばすにはよくありません。 また、激しい運動は筋肉をつけると同時に、性ホルモンの分泌も活発にさせ、成長を早める働きがあるので、身長の伸びが止まるおそれがありますので注意しましょう。


◆身長のための睡眠

身長を伸ばすのに必要な成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。 必要な睡眠時間というのは年齢や個人差がありますが、成長ホルモンの量がそのまま身長の伸びに影響しますので、睡眠は非常に大事です。

・幼児(6歳まで):10時間以上
・小学生(7歳〜12歳):9〜10時間程度
・中学生(13歳〜15歳):8〜9時間程度
・高校生以上(16歳から):7〜8時間程度

以上が、睡眠時間の目安です。

「寝る子は育つ」とよくいいますが、まさに睡眠は身長を伸ばすことを含め「育つ」のに重要なポイントとなります。 受験勉強やゲームなどによる睡眠不足には、気をつけたいものです。


■身長が低い原因
・栄養不足、栄養のバランスが悪い
子どものうちのダイエット、運動不足による食欲不振などに気をつけて下さい。

・肥満
子どもの肥満は思春期を早めてしまい、身長の伸びを早く止めてしまう傾向があります。

・運動不足
運動不足は、身長の伸びの大きな妨げになりますので注意して下さい。

・睡眠不足(睡眠が浅い)
睡眠が浅いと成長ホルモンの分泌が悪くなります。

・睡眠不足(睡眠が短い)
睡眠の時間が短ければ、その分、分泌される成長ホルモン量は少なくなってしまいます。

・姿勢が悪い
前かがみの姿勢は、心臓や肺、脈管などを圧迫して、血液やリンパ液の流れを妨げます。

・愛情不足
親などから精神的・身体的な虐待を受けて育つと、身長の伸びに影響します。

・両親の身長が低い
遺伝的要因は低いとはいっても、25%程度はあります。


■背が伸びるのが止まる年齢

◆背が伸びなくなる理由
成長期に成長ホルモンやその他の作用で、骨の両端にある骨端軟骨と呼ばれる部分が、縦に伸びていたのが、年をとるにつれて硬くなり、やがて成長が止まります。 骨端線という一つの線になってしまうため、身長が伸びなくなってしまうのです。


◆背が止まる年齢は?
日本では、身長が伸びるのは20歳までという考えが多くみられますが、外国では、25歳までという考えが定着しています。個人差もありますので、20代前半で諦めるのは早計というものです。 成長期が長く続けば続くほど、身長は伸びます。食生活や生活習慣を正し、歳をとりにくい体を作り、少しでも身長が伸びる期間を延ばす努力をしてみましょう。


■背が伸びなくなってから身長を伸ばす
成長期を過ぎた大人は、背を伸ばすことは難しいことです。骨が伸びる→背が伸びる、わけですから、骨の成長が見られない年齢になってから、本当の意味での、背を伸ばすことは困難と言えます。

しかし、全く方法がないわけでもないのです。 現代の人は、多くが背骨や股関節などにゆがみを生じていると言われており、このようなからだのゆがみによって身長がかなり、低くなっていると言うのです。 つまり、成長期を過ぎた大人でも、今の骨格の歪みを直せば、身長を伸ばす(正しい身長にする)ことができます。 骨格矯正のメリットは、血液の流れをよくし、成長ホルモンを促す作用もあるので、ダブルで身長増進効果を発揮します。 からだのゆがみは、整体院に通うか、自宅で骨盤矯正体操や矯正グッズを利用して治すことができます。

自分で手軽にできる方法を次に紹介します。
◆毎朝背伸び
毎日、寝起きと同時に思いっきり背伸びをしてみてください。 整体院でゴリッとやってもらう程の即効性はありませんが、毎日続けることで、からだが真っ直ぐな方向へ伸びていくのが実感できると思います。


■背を伸ばすために注意する事
・ストレスをためない
ストレスを受けると、精神状態がわるくなり、脳下垂体から分泌される成長ホルモンの量が減ってしまいます。更に食欲の減退、コレステロールの増加、睡眠が浅くなるなど悪影響は計り知れません。

・太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることによって、体内にビタミンDが生成されます。ビタミンDは、カルシウムを吸収するうえで欠かせない物質です。

・寝る2時間前には食べない
身長を伸ばすのに欠かせない成長ホルモンは、寝る前に食べると睡眠中の分泌が悪くなってしまうそうです。夜食や甘い物を食べてから寝ると血糖値が上昇し、せっかく睡眠中にたくさん分泌されるはずの成長ホルモンが、分泌されにくくなってしまいます。

・タバコを吸わない
タバコに含まれるニコチンは、脳下垂体から出る成長ホルモンの分泌を、阻害します。

・長時間の正座やあぐらをしない。
日本独自の座り方である正座は、足の血管を圧迫し、血液の流れを悪くします。 また、あぐらも同様に足には悪く、身長の発育を阻害してしまう恐れがあります。

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